トヨタ ハイラックス(2017/09-)〈いま新車で買えるクルマカタログ〉国産スポーツトラックの代表モデル
ハイラックス モデル概要:マニアから絶大な人気を集める、国産スポーツトラックの代表モデル
ミドルサイズのピックアップトラックとして人気の高かったハイラックスは、かつてはクローズドボディのSUVタイプ「サーフ」が派生モデルとしてラインナップされていた。だが、クロカンブームの衰退とともにサーフは廃止され、トラックタイプのハイラックスのみに集約されることになったが、2004年に国内販売は終了(6代目)した。その後、2017年に13年ぶりに国内市場に復活したのが、現行型(8代目)のハイラックスだ。 【画像】トヨタ ハイラックス〈新車カタログ〉×19枚 国内導入されたのは、「タフ&エモーショナル」をコンセプトに迫力と躍動感を表現したスタイリングが印象的なピックアップトラック。後席スペースを十分に確保した5人乗りの4ドアダブルキャブ仕様が導入されている。なおこのモデルは、全長5335mm/全幅1855mmの1ナンバー登録(普通貨物車)車となる。 パワートレーンは、2.4Lディーゼルターボ「2GD-FTV」エンジンを搭載。低回転域でも高トルクを発揮する動力性能を備えるとともに、熱効率を高めることで優れた環境性能を実現し、走行燃費11.8km/Lを達成している。 高強度のフレームに加え、振動減衰を高めるサスペンション(フロント:ダブルウィッシュボーン/リヤ:車軸式半楕円リーフスプリング)を採用し、オンロード/オフロードとも優れた走行安定性と乗り心地を確保。また、ダイヤル操作で駆動方式を選択できるパートタイム4WDシステムを装備。市街地や高速道路では静粛性や燃費性能に優れた2輪駆動とし、不整地や滑りやすい路面では4輪駆動に切り替えることで、快適性と走破性を両立。さらにヒルスタートアシストコントロール/アクティブトラクションコントロール/ダウンヒルアシストコントロールを設定することで、さまざまな路面状況に応じて駆動力を制御。オンロードからオフロードまで楽しめる本格4WD車としての高い走行性能を実現したモデルとなっている。
ハイラックス:スタイリング&パッケージ
大型グリルを採用したほか、国内専用のバンパーガーニッシュなどでアクティブでタフな印象を強調。上級モデルのヘッドライトはバイビーム式のLEDヘッドランプを装着するなど、プレミアムキャラも意識した装備がプラスされている。 【トヨタ ハイラックスZ(2019年6月モデル)】 ●全長×全幅×全高:5340×1855×1800mm ●ホイールベース:3085mm ●車両重量:2100kg ●パワーユニット:2393cc直4ディーゼルターボ(150ps/40.8kg-m) ●トランスミッション:6速AT ●WLTCモード総合燃費:11.7km/L ●ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク/Rドラム ●サスペンション:Fダブルウィッシュボーン式/R車軸式 ●タイヤ:265/65R17 ◆大型グリルやスポーティーなホイールを装着するなど、ドレスアップ的なアプローチも積極的。マイナーチェンジ時には、サス改良が施されたことで操縦安定性と乗り心地の向上が図られている。