ラグビーW杯20日開幕 日本代表が会見(全文)目標はベスト8
このワールドカップの目標は?
日本経済新聞:よろしくお願いします。記者クラブを代表して質問させていただきます。まず森会長にお伺いしたいんですけども、先ほどからベスト8以上というような言葉が出ていますけれども、協会としてこのワールドカップの目標というのはどのように考えておられるのでしょうか。 森:今、谷口さん言われたように目標としてはベスト8と思っております。 日本経済新聞:今のチームの仕上がり具合に関してはどういうふうに。 森:きのうゲーム見てみまして、細かなミスがちょっと多かったような気がします。あれがティア1、さっきジェイミー監督が言いましたように、そこが、あと修正能力が高いチームだと思いますので、あと2週間でその修正をして、ロシア戦に臨んでもらいたいなというふうに思います。 日本経済新聞:ありがとうございます。次にジョセフヘッドコーチにお伺いしたいんですけども、きのうの試合でワールドカップ前の全ての試合が終わりました。あらためて現在の手応え、それからワールドカップに向けた残りの課題、どういうふうにお考えか教えてください。 ジョセフ:きのうの試合では苦戦した部分が多々あったんですけども、今、稲垣選手からコメントがあったようにディテールの部分がちょっと不足していた部分もありました。けれどもきのうの試合というのはPNCを経て非常にフィジカルな相手、世界の強豪と戦うということが必要だったので、絶好の相手だったと思います。相手はベストチームであり、この2年間で非常に成功してきたチームなので、まさにいい準備の試合だったと思います。 けれどもきのうの反省としては、やはり小さなミスから失点につながってしまう、強豪はそこからポイントまでつなげてくるっていうことをしっかりと自覚した上でワールドカップに向けてそこを修正していってほしいと思います。
けがをした2人の状態は?
日本経済新聞:ありがとうございます。ヘッドコーチ、もう1点。ちょっと多くのファンが心配しているので聞かせていただきたいんですけれども、きのうけがをした2人の状態、今もし昨晩おっしゃったことに付け加えて、今日、今おっしゃれることがあるのであれば教えてください。 ジョセフ:いい知らせがあります。福岡についてですけれども、彼はふくらはぎに若干の出血がありましたけれども、試合当日彼が感じていたほど深刻じゃない。そして彼はフルペースで走っていなかったときだったので、それが不幸中の幸いということで、医学的に言うとグレード1の張りがあるということです。あとナキに関しても肩を若干負傷しているということなので、特にそこまでシリアスな問題ではないです。 日本経済新聞:ありがとうございます。安心いたしました。最後にリーチキャプテンにお伺いしたいんですけども、今回、自国開催の大会ということで非常に多くのファンの方がサポートしてくれる。そのことに対する期待感と、それがプレッシャーになる部分もあると思うんですけれども、そこへはどういうふうに対応したいのかっていうことを教えてください。 リーチ:自国開催は1つのチャンスだと思います。1億2,000万人に影響を与える場は自分たちの前にあります。もちろんプレッシャーもありますし、4年間ずっとプレッシャー感じてきて、プレッシャーもエネルギーに変えることもできて、まずは僕らやらないといけないことは、もうプレイから。言葉よりもプレイから日本の皆さんに感動を与えたいと思っています。 日本経済新聞:ありがとうございます。幹事社からは以上になります。 司会:どうもありがとうございました。まだ若干時間の余裕がございます。今のご質問以外にチームに関するご質問がある方は挙手の上、会社名、お名前のあとにどなたへの質問かを明確にしていただきご質問をいただければと思います。よろしくお願いします。ご質問のある方いかがでしょうか。【野村 00:15:02】さん、少々お待ちください、マイクお持ちします。