東京株、一時4万円台回復 米ハイテク株高引き継ぐ
12日の東京株式市場で日経平均株価は一時前日比700円超上昇し、取引時間中として10月15日以来約2カ月ぶりに4万円台を回復した。米国のハイテク株高を引き継ぎ、買いが広がった。午前の終値は508円87銭高の3万9881円10銭。 米国で前日発表された11月の消費者物価指数(CPI)は市場の事前予想とほぼ一致し、インフレ再燃で連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが遅れるとの警戒感が後退。これを受け、金利低下で割高さが薄れるハイテク株の比率が高いナスダック総合指数などが上昇した。