“ふれる“に隠されたもう1つの力とは?『ふれる。』YOASOBI書き下ろし主題歌が響く新本予告映像
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(11)、『心が叫びたがってるんだ。』(15)、『空の青さを知る人よ』(19)の青春三部作を手がけた監督、長井龍雪、脚本、岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督、田中将賀の3人が贈る、オリジナル長編アニメーション映画『ふれる。』(10月4日公開)。このたび、本作より新本予告映像が解禁となった。 【写真を見る】オーディションによって選ばれた永瀬廉、坂東龍汰、前田拳太郎が主人公たちの声優を担当 同じ島で育った幼なじみ、小野田秋と祖父江諒と井ノ原優太の物語を描く本作。東京、高田馬場で共同生活を始めた3人は20歳になった現在でも親友同士だ。それは島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」が持つテレパシーにも似た力で趣味も性格も違う彼らを結び付けていたから。お互いの身体に触れ合えば心の声が聴こえてくる、それは誰にも知られていない3人だけの秘密だった。しかし、ある事件をきっかけに「ふれる」に隠されたもう1つの力が徐々に明らかになるにつれ、3人の友情は大きく揺れ動いていく。 物語の主人公、言葉でのコミュニケーションが苦手な少年、小野田役に永瀬廉。小野田が不思議な力を持つ生き物「ふれる」と出会うことで、心がつながった幼なじみ、祖父江役には坂東龍汰、同じく幼なじみの井ノ原役を前田拳太郎が演じる。また、白石晴香、石見舞菜香、皆川猿時、津田健次郎ら声優や俳優としていま活躍中のキャストたちが集結した。 さらに、本作の主題歌を、今年2024年にデビュー5周年を迎えるYOASOBIが担当。本作のために書き下ろした、自身初のアニメーション映画タイアップ楽曲「モノトーン」が、「ふれる」の力で互いの心の声が聴こえる青年3人の友情と痛みを優しく包み込む。 今回本作より、新本予告映像が解禁。映像の冒頭では、物語の主人公、小野田(永瀬)、祖父江(坂東)、井ノ原(前田)が互いに触れ合い、心の声を聴くシーンからはじまる。3人と不思議な生き物「ふれる」は島から上京。小野田はバーでアルバイト、祖父江は不動産会社勤務、井ノ原は服飾専門学校の学生で、それぞれの日常を過ごしながら共同生活を送っている。「ふれる」が持つ人と人との心を繋ぐ力は3人だけの秘密だった。そんな3人とひょんなことで出逢い、交流を深めていく鴨沢(白石)と浅川(石見)が加わり、5人の共同生活がはじまる。 映像前半では、YOASOBIの新曲「モノトーン」が物語を包み込んでいく。曲調が変わる映像後半では、「ふれる」が持つ、もう1つの隠された力によって3人の関係性が大きく揺れ動く姿が。「『ふれる』がいなくても気持ちが繋がることなんて…」と思う小野田は、幼い頃から青春をともにしてきた3人の友情に向き合っていくことに。また、日常に紛れて登場する「ふれる」の大きな影や空飛ぶ3人、糸のようなものが指に繋がる不思議なシーンの数々も映しだされている。 つぶらな瞳でこちらを見つめる「ふれる」にはどんな隠された力があるのか?幼少期から変わらず一緒にいる3人の奇跡の物語を劇場で目にしてほしい。 文/鈴木レイヤ