1軍でも輝けるか…ヤクルト、ファームで躍動している選手(3)高津監督の下で“大ブレイク”か
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が必須。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは、今季ファームで躍動している東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月16日時点)
小森航大郎
・投打:右投右打 ・身長/体重:173cm/83kg ・生年月日:2003年4月30日 ・経歴:宇部工 ・ドラフト:2021年ドラフト4位 高卒3年目の今季は、イースタン・リーグの盗塁トップに立つなど、走攻守で確かな成長を見せている小森航大郎。 宇部工時代には、3年夏の山口大会で打率.909(11打数10安打)、1本塁打の大活躍。3拍子揃った遊撃手と評価を得て、2021年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団した。 ルーキーイヤーは、故障もあって二軍で22試合出場、打率.200にとどまったが、昨季は49試合の出場で打率.230、3本塁打と着実にステップアップ。 高卒3年目の今季は、現時点で101試合に出場し、打率.252、2本塁打、23打点、22盗塁をマーク。 内野守備はまだまだレベルアップが必要だが、盗塁数はリーグトップに君臨し、成功率85%と高い水準を誇っている。 そして、9月6日の阪神戦で待望の一軍デビュー。ここまでは代打での2試合の途中出場にとどまっているが、ここからチャンスを掴み、一軍でも走攻守で躍動したい。
ベースボールチャンネル編集部