SNSで危険な写り込みは?「モザイクアプローチ」で住所特定 自宅の写真でも危険な“7つのポイント”【Nスタ解説】
国際大学 GLOCOM 客員研究員 小木曽健さん: 普通に暮らしていれば、そんなリスクはないんですが、もしストーカーの被害にあっていたり、窃盗団が狙っていたりしたら、その情報は見逃さないはずですよね。 元競泳日本代表 松田丈志さん: うちの子どもはSNSをやっていませんが、僕はSNSをやっていて、できるだけ写り込む情報は少なくするようにしています。 載せたいと思った瞬間があったとしても、「大丈夫かな」と一旦落ち着くようにしていますね。 ホランキャスター: よくアプリでぼかす加工があると思いますが、解析されるおそれがあるのでしょうか。 国際大学 GLOCOM 客員研究員 小木曽健さん: ぼかした状態で保存されているので、元に戻すのはなかなかできないと思います。 ただ、AIの技術も進んでいるので、「これはどんな文字だったと思う?」みたいなことも今後できるようになるでしょう。過信しすぎないのと、ナンバーがばれても、実はそこまでのリスクはないなど、知識も必要かと思います。 ■自宅の写真 危険な7つのポイント 良原キャスター: 自宅で撮った写真をSNSに投稿する機会もあるかと思いますが、これも注意が必要です。 例えば▼ごみ出しのカレンダー、▼窓枠、▼処方薬の袋、▼レシートなどから住んでいるエリアが特定されてしまう可能性があります。 さらに▼レジ袋は、店名やロゴから居住地域が推測される可能性があります。 また、エアコンなどの▼備え付け家具は、不動産サイトの内覧写真と照合されて、マンション特定に繋がることもあります。 他にも▼宅配便の伝票は、住所が写っていなくても、バーコードで住所などを特定される可能性があるということです。 井上キャスター: 備え付けのエアコンは、型番がなくても照合できるものなんでしょうか。 国際大学 GLOCOM 客員研究員 小木曽健さん: この部屋が空室だった時代の募集のサイト情報は残っていることがあったりします。「この位置にエアコンがあって、窓があって、同じ部屋だな」ということは可能かと思います。