【からつボート(モーニング)一般】森悠稀 新スタイルで上昇の一途をたどる
<19日・からつ・初日> 6月に三国で悲願の初Vを飾った森悠稀。前節のびわこでも優出(4着)してリズム良く当地に乗り込んできたが、初日の1回走りは5コースから4着に終わった。 今期(5月~)勝率5.87はキャリハイを更新中で、「このまま(勝率を)落とさずに(今期を)走り切りたいですね」と気を引き締めて今節も臨む。 森といえば、S力と伸び型のインパクトが強い。だが、「調整の方向性を変えました」とさらり。「最近は行き足、ターン回りに寄せています。行き足がいいと、その延長でS後もしっかり出て行くし、あとはターンで勝負したい」。より精度の高い攻撃力を求め、新しいスタイルを構築中。「それがうまくハマっているのかも」と近況の成績通りに充実の表情を浮かべる。 初日こそ、「まだ調整が合っていませんね」と満足の域に達していない様子。それでも、「エンジンも確認したし、あとはペラをしっかり煮詰めていきます」とやるべきことは定まった。まずは第一関門突破に向けて、新境地を開いた調整力で巻き返しを期す。