意外と知らない、Amazonのマーケットプレイスの出品者は何者なのか? 転売屋なの?
マーケットプレイスを利用している企業の例
Amazonマーケットプレイスは、個人だけでなく多くの大企業にも利用されています。たとえば一例が「ブックオフ」と「ゲオ」。ブックオフやゲオは全国の店舗で買い取った本や DVD、ゲームなどの中古品を、自社のウェブサイトだけでなくAmazonのマーケットプレイスでも販売しています。 また近年では、Amazonのマーケットプレイスを中心に事業を展開する新進企業も登場しています。たとえばオンラインの古本買取・販売をしている「バリューブックス」はAmazonでの古本販売業者としてスタートし、2024年現在もAmazonが売上の主戦場。専用の梱包材と防水が施されて届けられる点が評判を呼んで事業を拡大し、設立12年で売上約23億7千万円にまで成長しています。 この「バリューブックス」のように、マーケットプレイス出品者として大きな成果を上げている企業も存在します。つまり、マーケットプレイスの出品者は皆が皆「転売屋」「せどり」というわけではありません。 またPS5の品薄問題などを受けて、転売屋の仕入れ元であった実店舗などが転売対策を強化。同様にAmazonも真贋調査などを強化しており、いわゆる「転売屋」は別のプラットフォームに移ったり、取り扱う商材を大きく変えているケースが増えています。 もっとも「転売屋」がゼロになったわけではありません。Amazonで商品を購入する際は、その商品の販売元や評価をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
オトナライフ