自転車の「スマホながら」運転や「酒気帯び」運転はダメ!11月から罰則強化スタート 学生らに呼びかけ
山陰中央テレビ
道路交通法が改正され、11月1日から自転車を運転しながらスマホなどを操作する「ながら運転」や「酒気帯び運転」に対する罰則が強化されます。これを前に10月30日は、鳥取市で自転車を利用する機会が多い大学生に、警察が注意を呼びかけました。 鳥取市の鳥取大学前では30日早朝、鳥取警察署の署員と大学のサイクリング部員などがチラシや反射材などを学生に配り、11月から自転車の違反に対する罰則が強化されることを伝えました。 11月1日に施行される道路交通法の改正では、自転車の運転中にスマートフォンを手に持ち、通話や画面を注視する行為が罰則の対象となり、違反した場合、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、交通の危険を生じさせた場合は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられます。 また、自転車の酒気帯び運転も新たに罰則の対象となり、違反すると3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられるほか、飲酒を知りながら自転車を提供した人や自転車を運転することを知りながらお酒を提供した人も罰せられます。 学生: こういう運転危ないので、万が一があったらこわいので、こういうのは守るべきだなと思う。 学生: 気を付けないと危ないなと思います。 鳥取警察署交通第一課・竹矢秀雄課長: 自転車を使用しているのは大学生が多いので、大学のほうに回らせていただいている。自転車でも車両にあたるので、取り締まりをされるということを認識してほしい。 警察は、これから年末に向け、酒の席も増えることから飲食店に対しても、自転車の罰則強化について周知していきたいとしています。
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