役所広司、撮影現場をクイズで和ます 渡邊圭祐&藤岡真威人ら感謝もツッコミ「くだらなかった(笑)」
俳優の渡邊圭祐、鈴木仁、松岡広大、藤岡真威人、曽利文彦監督が3日、都内で行われた映画『八犬伝』大ヒット御礼舞台あいさつに登場した。 【写真】『八犬伝』渡邊圭祐・鈴木仁・松岡広大・藤岡真威人のソロショット 共演者の役所広司からビデオメッセージが流れると、撮影現場でのトークが展開。藤岡は「すごい現場を和ませてくれて、ダジャレとかを言ってくれて、クイズを出して…。本番が始まる直前までクイズを出して、『答え考えておいてね!』とニヤニヤしていたことで、僕らも緊張せずできたと思いました」と打ち明けた。 渡邊も「僕らのいい演技を引き出してくれたなと思います。あのシーンは音が収録されないシーンだったので、カチンコが鳴ったあとにクイズを出して歩き始めるんですよ。『これ、な~んだ!』って(笑)。あれは監督の指示だったんですよね?」と問うと、曽利文彦監督は「笑わせてくださいと言っただけで、すごく困っていましたが、役所さんはクイズを出しながら自分の芝居をしっかりしていた」と説明した。 役所のクイズで現場は和み、スムーズに進んだことから共演者は感謝しつつも渡邊「僕らのいい笑顔を引き出してくれて…。ただ、クイズの内容は申し訳ないのですが、くだらなかったです(笑)この世代の男子が盛り上がるクイズだったことをお伝えします」とツッコミを入れていた。 同作は、日本のファンタジー小説の原点と称えられる「南総里見八犬伝」を、ダイナミックかつ緻密なVFXを駆使して実写映画化したもの。里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をアクションとVFXで描いた「八犬伝」=【虚】の世界と、物語を生み出した馬琴の感動の実話【実】の2つのパートが交錯する、山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を映画化した。