ランパード氏 2部コベントリー・シティの監督に就任
【AFP=時事】サッカー英チャンピオンシップ(2部)のコベントリー・シティは28日、元イングランド代表MFのフランク・ランパード氏(46)を新監督に招聘(しょうへい)した。 【写真】激闘の末FA杯準決勝でマンUに敗れたチェルシー コベントリーは現在リーグ17位に沈んでおり、昨季イングランドFAカップ準決勝にチームを導いたマーク・ロビンズ氏を今月初めに解任していた。 指導者キャリアの立て直しを目指すランパード氏は2年半の契約を結び、30日に行われるカーディフ・シティ戦で初陣に臨む。 ランパード氏は、2022-23シーズン終盤の数か月間、プレミアリーグのチェルシーで暫定監督として2度目の指揮を執って以降はフリーになっていた。 チェルシーの歴代最多得点記録を持つランパード氏だが、指導者のキャリアではまだその輝かしい選手時代に匹敵する成果を上げていない。 18-19シーズンに2部ダービー・カウンティの1年で印象的な成績を残すと、翌シーズンはチェルシーの監督に初めて就任したが、1年半後に解任。その後エバートンを率いたが2023年にわずか1年で職を解かれた。その数か月後には再びチェルシーの指揮官となったが、11試合でわずか1勝にとどまってチームは12位に終わっていた。 就任に際してランパード氏は、「ここにやってこられて本当にうれしい。歴史と伝統を持つクラブに大きな尊敬の念を抱いている」とし、「私は、コベントリーが非常に成功していた時代に育った。ヘッドコーチの役割を与えられることは私にとって大きなことだ」「このクラブは前進を望んでおり、私もできる限り助けたい」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News