【解説】「物価高だから全員に支給して」住民税非課税世帯だけ3万円に不満の声 電気・ガス料金補助は再開へ…「103万円の壁」協議の焦点は引き揚げ幅と財源
「103万円の壁」財源めぐり協議が続く
青井キャスター: 今始まろうとしているのが、「103万円の壁」の協議ですよね。 木村キャスター: トップ同士で協議が行われるわけですが、引き上げの幅と財源が焦点になるとみられます。財源については、国民民主党は、今はデフレ脱却の正念場だとして明確な財源がなくても大幅に引き上げるべきという立場です。自民党はしっかりと財源を示すことが必要という立場です。 木村キャスター: そのため最終的には現実的な財源に見合う178万円よりも低い引き上げ幅で妥協したり、今回の引き上げ幅の先については、次の年に向けての検討課題とする可能性などが考えられるという状況です。 青井キャスター: 岩田さんはこの税制協議、どうみてますか? SPキャスター岩田朋子さん: 当面は、やっぱり突っ張ると思うんですよね。交渉ですから、最初は高めのボールを投げるというのは鉄則ですので、最初から落としどころが見えるようなやりとりはしないとは思いますけれども、やっぱり政府としては、12月もかなり半ばに入るぐらいまで議論が続くんじゃないかと見ています。 今後、玉木さんが従来通りの主張を続けるのか、それとも不倫問題もあって求心力がちょっと弱まるのか、この辺りもかえって強く出るのか、両睨みで見ています。 青井キャスター: 発言が強まるケースはあるんですか? SPキャスター岩田朋子さん: やっぱり政治力が弱まってくるとなると、もともと掲げて議席を伸ばした政策を看板にやり抜かせてくださいということで、もう1回力を取り戻そうと考える可能性もあります。 (「イット!」11月14日放送より)
イット!