【F1ラスベガスGP土曜日】シルヴェスター・スタローンの奮闘とフェルスタッペンのタイトル獲得
2024年F1ラスベガスGPは、ジョージ・ラッセルが圧倒的な勝利を収め、マックス・フェルスタッペンが4度目のワールドチャンピオンに輝いた。
2024年F1ラスベガスGPは、コース内外で華やかさとドラマを見せ、F1における究極のセレブリティイベントとしての地位を確立した。ハリウッドのセレブリティやエンターテインメント界の著名人たちがパドックに集う中、シルヴェスター・スタローンが、家族のVIPグリッドエリアへのアクセスを求めて奮闘する姿が、コース外での注目を集めた。一方、コース上ではジョージ・ラッセルが圧倒的な勝利を収め、マックス・フェルスタッペンが4度目のワールドチャンピオンに輝いた。 【F1ラスベガスGP土曜日】シルヴェスター・スタローンの奮闘とフェルスタッペンのタイトル獲得
F1ラスベガスGPに集まった華やかなスター達
エンターテインメントの街ラスベガスで開催されたF1レースには、数多くのスターが集結した。パリス・ヒルトン、アクセル・ローズ、マイケル・ダグラスなど、VIPエリアはA級セレブリティで溢れかえっていた。俳優のアーロン・テイラー=ジョンソンやテリー・クルーズ、スーパーモデルのウィニー・ハーロウ、ゴルファーのローリー・マキロイなど、多くの著名人がこの豪華なイベントを楽しむ姿が目撃された。 しかし、最も話題を集めたのは「ロッキー」と「ランボー」で知られるシルヴェスター・スタローンに関する出来事だった。このハリウッドスターは、妻、3人の娘たち、そして彼女たちのボーイフレンドと共に来場したが、警備員が当初、家族のVIPグリッドエリアの入場を拒否するという緊張したやり取りが発生。スタローンは、映画でのキャラクターさながらの決意を見せ、自ら事態を打開することを決定した。彼特有のカリスマ性と毅然とした態度で警備員を説得し、最終的に米国国歌が流れる中、彼の家族はF1ドライバーたちと共にグリッドに立つことができた。そして、グランプリはスタローンがチェッカーフラッグを振るという形で締めくくられ、まさにハリウッド映画のような完璧なエンディングとなった。
ラッセルの圧倒的な勝利
コース上では、ジョージ・ラッセルが完璧なパフォーマンスを披露し、ポールポジションから終始レースをリードして圧倒的な勝利を収めた。メルセデスのチームメイトであるルイス・ハミルトンは10番手からスタートしながら2位まで追い上げ、チームに1-2フィニッシュをもたらした。このダブル表彰台は、コンストラクターズランキングでより上位を目指すメルセデスにとって極めて重要な弾みとなった。フェラーリのカルロス・サインツが3位で表彰台を飾り、チームメイトのシャルル・ルクレールが4位でフィニッシュした。