東京五輪金メダリストのズベレフが2戦連続のストレート勝ちで16強。マレー以来の連覇を狙う [パリ五輪]【テニス】
ズベレフが世界39位をストレートで下して16強
現地7月30日、「パリ五輪」テニス競技の男子シングルス2回戦が行われ、東京五輪金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク4位)が、トマス・マハチ(チェコ/同39位)を6-3、7-5で下し、3回戦進出を果たした。 【画像】錦織圭、大坂なおみら日本人計6名が出場!「パリ五輪」各種目組み合わせ 27歳のズベレフは、今年1月の全豪オープンでベスト4と好成績を残すと、パリ五輪のサーフェスでもあるクレーコート・シーズンでも活躍。5月のATPマスターズ1000ローマでツアー通算22度目のタイトルを獲得し、全仏オープンでも準優勝している。 オリンピックの舞台では、前回の東京五輪の準決勝で当時世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を下すと、決勝でカレン・カチャノフを破って、ドイツ男子として初めての金メダルを獲得。今大会でロンドン、リオデジャネイロ五輪と連覇したアンディ・マレー(イギリス)に続く、大会連覇を狙う。 1回戦でジャウメ・ムナール(スペイン/同72位)を6-2、6-2で下したズベレフは、マハチと初対戦。第1セット第1ゲームでブレークを許したものの、直後にすぐさま取り返すと、安定したサーブ、ストロークで相手を圧倒して6-3でセットを奪う。 続く第2セットではファーストサーブ確率が落ちて勢いは失ったズベレフだが、互いに1度ずつブレークして迎えた第11ゲームで、ネットに出てきた相手の横を抜くパッシングショットを決めてリード。直後のサービング・フォー・ザ・マッチでは、ラブゲームできっちり試合を締めて3回戦進出を果たした。 3回戦でズベレフは、過去2戦2勝のアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア/同63位)と対戦。ポピュリンは、2回戦でスタン・ワウリンカ(スイス/同149位)を6-4、7-5で下している。
Tennis Classic 編集部