三菱重工East・佐伯監督「1-0はチームの収穫」 日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第6日の3日、京セラドーム大阪で1回戦があり、三菱重工Eastが日本製鉄東海REXに1―0で勝ち、4強入りした第47回大会(2022年)以来、2大会ぶりに2回戦に進出した。三菱重工East・佐伯功監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【熱戦を写真で】三菱重工East vs 日本製鉄東海REX ◇三菱重工East・佐伯功監督 相手の守りが素晴らしかった。エースで先発の吉川(大翔)投手は思った以上に球威があったので差し込まれ、制球もまとまっていた。バックも堅く、なかなか点が取れない中で、三回の好機に主将の矢野(幸耶)が貴重な1本を放ち、得点できた。1―0で勝ち切れたのはチームとしての収穫だ。 夏の都市対抗で優勝したとはいえ、初戦はいつも難しい。それは相手にとっても同じこと。先発の本間(大暉)は役割を果たしてくれた。ピンチでギアを上げて、冷静に捕手と配球を考え、ハートは熱く投げていた。都市対抗で橋戸賞(最優秀選手賞)を取って自信を深めたと思うが、調子に乗るタイプではない。 チームは年々成熟している。もっと成長できる。