アスリート専属シェフが考案! お疲れ気味の体がととのう、高たんぱく&しっかりおいしい「超回復めし」3品
「仕事の疲れが抜けなくて、出勤前の栄養ドリンクをコンビニで買って飲んでいる」、「最近、階段の上り下りが大変になってきた」、「年とともに食が細くなって、元気がない」……。はい、私のことですね? と心の中で挙手をしたみなさん。ある本から天の声が届いております。 「皆さんがかかえるこうした“疲れ”、僕に預けていただけませんか」 その天の声の主は……シェフの加藤超也さん! 加藤さんは長友佑都選手の専属シェフとして、2016年から世界各国に同行し、ハードな練習と試合を行うプロサッカー選手の疲労回復に役立つ食事をサポートしてきたすごい方。 そんな加藤さんが今回上梓したレシピ本は、その名も『今日もお疲れさま! 超回復めし』! この写真とタイトルを見て「あ……今私に必要なレシピがここに……」と表紙のお皿に手を伸ばしそうになった方。本書のレシピがきっと、その疲れすらも吹き飛ばしてくれるはず。 今回は特別に、長友佑都選手やアスリートが食べている「超回復めし」55品を紹介する本書から、お疲れ気味の体がととのう「超回復肉おかず」3つをご紹介します!
「超回復肉おかず」のコツ!
疲労回復には必須栄養素の「たんぱく質」。なかでも豊富に含まれる肉類は、しっかり食べることで筋肉量を増やし、基礎代謝の低下を抑制します。結果、エネルギッシュでヘルシーな体を手にいれることができるというわけです。 たんぱく質をとるためとはいえ、パサパサな肉に味気ない野菜を加えるだけでは、徐々に心がやさぐれてしまいせっかくの食事が反対にストレスに。だからこの「超回復肉おかず」のテーマはとにかく「おいしく食べてもらうこと」にします。 これは僕が日々アスリートをサポートする際の姿勢にも通ずること。 試合や練習で激しく動いた体には、いちはやくたんぱく質の補給が求められるため、食べやすくかつしっかり食欲をかき立てる味、見た目、食感のおかずを出そうと心がけています。 毎日作るものだから極力シンプルに、しかしちょっと手間がかかってもやっていただきたい工程はそのままに、お伝えしています。ぜひこのひと手間も惜しまずにやってみてください。 気がつくと驚くほど体がラクに、階段を上る足取りも軽くなっているはずですから。