【熊本競輪G3】57万車券を演出した埼玉の平原啓多「2日目以降も恵まれるよう徳を積みます(笑)」
熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(G3)」が3日、開幕。8Rの一次予選に出場した平原啓多(39歳・埼玉=97期)に話を聞いた。 このレースは小松崎大地と成田和也の福島コンビが断然の人気を集めたが、小松崎の3番手まくりを笹倉慎也が大きくけん制。成田もこの煽りを受けて外に膨れてしまうと、成田後位から内を突いた平原啓多が直線強襲し1着。2着に小松崎、3着には松尾透が入って3連単は57万円台の超特大配当となった。 「前の2人が強すぎるし、自分はとにかく離れて迷惑かけないことだけ考えていました。成田さんが内に来るかなと思ったけど外へ行ったので、自分は真っすぐ踏むだけでした。練習はずっとやっていたけど、最近になって自転車とのマッチングが良くなってきた。要因ですか? マッサージをしてもらっている手島達矢さん(88期・引退)に自分のフォームとかを見てもらって、ハンドル幅を変えたりとセッティングを出してもらったんです。熊本は十数年前に来た時もよかったし相性がいいんです。2日目以降も恵まれるように良いことをして徳を積んでおこうと思います(笑)」 2日目以降もラッキーボーイの走りに注目だ。(netkeirin特派員)