今冬一番の寒波 平地でもまとまった雪の見込み 交通障害に注意・警戒を 被災地では積雪による家屋の倒壊にも注意
この冬一番の寒波の影響で、石川県内は10日にかけ平地でもまとまった雪が見込まれています。今夜はじめ頃から大雪による交通障害に注意・警戒してください。 【写真を見る】今冬一番の寒波 平地でもまとまった雪の見込み 交通障害に注意・警戒を 被災地では積雪による家屋の倒壊にも注意 午前11時の積雪は、白山河内で27センチ、加賀中津原で10センチ、輪島1センチなどとなっています。 また、県が設置した積雪計では能登空港で24センチを観測しています。 ■被災地・能登では、朝から雪かきに追われる 能登町上町の牛舎では、朝から生産者が雪かきに追われていました。 能登牛生産者 中瀬英巳さん 「ああ夕方もう一回(除雪)かなみたいな。まだ直っていない道も結構あるので、そこがやっぱり走りづらいし除雪も遅れたりとか」 10日にかけて強い冬型の気圧配置は続く見込みで、10日正午までに降る雪の量はいずれも多いところで、加賀の平地で20センチ、山地で70センチ、能登の平地で30センチ、山地で50センチと予想されています。 その後、11日正午までの24時間では、加賀と能登の平地で10センチ、加賀の山地で30センチ、能登の山地で15センチと、さらに雪の量が増える見込みです。 予想よりも寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いたりした場合は警報級の大雪も予想されます。 能登では9日夜はじめ頃から10日朝にかけて、加賀では10日昼前にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒してください。 特に地震や豪雨の被害が大きい能登の被災地では、積雪の重みによる家屋の倒壊に注意が必要です。
北陸放送