東京・大阪・奈良などで初雪 東京は平年より15日早い観測
今日19日、横浜に続き、東京や大阪、奈良などで「初雪」が観測されました。東京では平年より15日早く、昨シーズンより25日早い観測です。東京で12月中旬までに初雪が観測されるのは8シーズンぶりです。
東京・大阪・奈良などで初雪
今日19日も冬型の気圧配置が続き、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気が西日本まで南下しています。関東地方はシアーライン(風と風がぶつかる所)の影響で、所々で雪が降っています。また、西日本は「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)※」によるまとまった雪雲が流れ込んでいます。 今日19日、横浜に続き、東京や大阪、奈良、京都、熊本でも「初雪」が観測されました。東京では平年より15日早く、昨シーズンより25日早い観測です。東京で12月中旬までに初雪が観測されるのは2016年11月24日以来8シーズンぶりです。 大阪では平年より7日早く、昨シーズンより2日早い観測 奈良では平年より6日遅く、昨シーズンより2日早い観測 京都では平年より8日遅く、昨シーズンより20日早い観測 熊本では平年より3日遅く、昨シーズンより2日遅い観測 ※7時50分追記 高知や長崎でも初雪を観測しました。 高知では平年より2日早く、昨シーズンより35日早い観測 長崎では平年より8日早く、昨シーズンより2日遅い観測
西日本では積雪や路面の凍結に注意
関東地方の平野部では雪は降っても強まることはなく、平野部では積雪とはならないでしょう。 一方、西日本の日本海側で山沿いを中心に積雪が増えており、平地でも積雪となっている所があります。午前7時現在の積雪は、鳥取県大山で64センチ、広島県北広島町の八幡で53センチとなっています。平地でも雪が積もり、鳥取市で6センチの積雪となっています。 西日本では日本海側を中心に昼頃まで雪や雨が降るでしょう。積雪や路面の凍結にご注意ください。
日本気象協会 本社 日直主任