与論島の自然や文化体験 東京から東十条小児童が来島 地元の児童らと交流も
東京都北区の東十条小学校児童らが8月26日、鹿児島県の与論島を訪れた。同28日まで滞在し、同島の自然や文化を体験したほか、島内3小学校児童との交流を楽しんだ。 東十条小学校と与論3小学校は、与論町出身の山下為吉校長が東十条小に赴任したのがきっかけで、1980年に姉妹校盟約協定を締結。96年から隔年で相互交流を行っている。今年はコロナ禍の影響で5年ぶりの交流。7月20~23日には与論3小児童8人が東十条小を訪問した。 今回、与論島に来島したのは児童と保護者、教諭の52人。初日は百合ヶ浜にグラスボートで渡ったほか、3小学校を訪問。2日目は皆田海岸で、地元児童らとシュノーケリングやバナナボートなど海遊びを楽しんだ。3日目は与論民俗村や鍾乳洞を巡った。 東十条小学校の児童は「与論の子たちの三線を聴いて面白かったし、自分も弾いてみたいと思った。楽しかった」と感想。与論小学校の児童も「天気が悪く、与論の良さを感じてもらえるか心配だったが、一緒に海で遊べてうれしかった。この交流がずっと続いてほしいと思った」と話した。