USJ新エリア「ドンキーコング・カントリー」を12月11日に開業へ 「黄金のしんでん」など公開
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)を運営するユー・エス・ジェイ(同)は12日、新エリア「ドンキーコング・カントリー」の開業日を12月11日と発表し、同エリア主要アトラクションなどの一部を報道陣に先行公開した。 【動画でみる】USJ新エリア「ドンキーコング・カントリー」 任天堂ゲームキャラクター「ドンキーコング」の世界観を表現する新エリアは、キャラクター「マリオ」を題材に2021年3月開業した「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリアを1・7倍に拡張して建設。 11月12日の発表会では広大なジャングルの空間を再現した新エリアの象徴となる「黄金のしんでん」や、アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」車両など一部を報道公開した。任天堂も同日午前7時、動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」で新エリアに関する紹介映像を配信した。 新エリア計画の担当者は「ゲームの世界に飛び込んだような体験ができ、新たな興奮とスリルが味わえる」などとアピールした。 ユー・エス・ジェイは昨年12月にこの計画を発表。当初、オープンは24年春とし、同6月に開業した東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」との〝新エリア競争〟も注目されていたが、今年4月になって「完成度をより高めるため調整が必要」(ユー・エス・ジェイ広報担当者)などとして開業を延期していた。(田村慶子)