カーテン選びで失敗した…!とならないために。プロが教える正しいカーテンのサイズの測り方
インテリアのなかでも大きな存在感を放つカーテン。引っ越した先でも真っ先に必要になるインテリアのアイテムです。窓まわりを効果的にスタイリングすれば、空間全体が一気に洗練!個性や温もりを取り込むことができ、プライバシーを保ち、太陽光をほどよく遮ることだって可能です。だからこそ、カーテン選びには慎重になりたいもの。あなたはカーテンの正確な採寸方法をご存知ですか? 【写真集】引っ越し前に必ずやるべき10のTODOリスト<新築一戸建ての場合> カーテンの準備に欠かせないのが、採寸。ただし、サイズを測る際に際に気をつけなくてはいけないのは、幅と長さだけではありません。カーテンをインテリアのアクセントにしたいのなら、床につくくらい、あるいはそれより長く床の上に広がるサイズのものを選び、ラグジュアリーな仕上がりを目指してください。生地の種類も重要。断熱効果のあるカーテンは冬でも室内を暖かく保つ一方、シアー素材や薄く色付けされた生地は光を通すので夏にぴったりです。
窓のタイプも考慮しなければいけません。「幅が広いガラスや大きなサッシを備えた窓は、周囲の風景を縁取るのに最適。これに理想的なのが、長く、厚みのある両開きのカーテンです」。こうアドバイスしてくれたのは、コア・サッシュ・ウィンドウズのマネージング・ディレクターを務めるショーン・マック・アンブヘアドです。「殺風景なお部屋をあたたかく、快適に彩ることができます」 「天井から床まで覆うアルミ製の窓は、いわばモダン・クラシック。部屋全体を明るくし、庭や外の風景を縁取ります。イギリスの家でよく見かけますね。モダンなスタイルを取り入れた空間に設えられていることが多いので、こうした窓には金属製のハトメ穴にカーテンポールを通すハトメカーテンが合います」
カーテントップを選ぶ
カーテンの吊り元であるカーテントップには、いくつかの種類があります。吊り方もさまざまです。 ハトメカーテンには、金属製のハトメ穴が縫い付けられていて、タブカーテンと同じくそこに直接カーテンポールを通します。このやり方だと、十分な長さを確保し、生地の魅力を堪能することができます。 「ペンシルプリーツ」は、その名の通り鉛筆を並べたような細いプリーツが特徴的。ピンチプリーツは指でつまんだようなひだが、カジュアルな雰囲気をもたらします。流れるようなカーブが目を引くのは、ウェーブスタイルです。この3種類は、レールとポールどちらに吊るすことも可能です。 カーテントップの仕様を決めたら、レール、あるいはポールに生地をかけてみてください。どれを選ぶにしても、長さを測ってカーテンとしてしつらえる前に、その生地がもたらす印象を一度確認しておく必要があります。