カーテン選びで失敗した…!とならないために。プロが教える正しいカーテンのサイズの測り方
幅を測る
レールやポールは、窓の15cmほど上に設置してください。天井の高さを強調したいのなら、これよりさらに高い位置に取り付けます。幅は、窓の両側よりそれぞれ15~20cmほど余裕をもちましょう。 どれほどの長さが自宅に適しているのか調べるには、窓ではなく、レールかポールの長さ(先端の装飾を除いた部分)を測ってください。この長さがダブルカーテン、それぞれの幅になります。このように採寸すれば、カーテンを閉じた状態でも、たっぷりとしたギャザーが楽しめるというわけです。 「窓をカーテンで覆うと、豊かで贅沢な感覚がもたらされます。これは今、まさに人々が求めているものです」と、ヒラリーズのエミリー・ブースはいいます。「カーテントップによって、カーテンの存在感は変わります。素材も重要。薄いシアー素材の場合、同じような仕上がりを実現するのに、厚手の生地に比べて、より大きな幅が必要になります」 カーテンレールに重なり合う部分がある場合は、その部分も足してサイズを測ってください。
長さを測る
必要なカーテンの長さは、レールかポールの位置から測りましょう。 ハトメカーテンあるいはタブカーテンをかける場合、生地のトップはポールのやや上に位置するので、長さはポールの上部から測ってください。ペンシルプリーツとピンチプリーツ、ウェーブスタイルは、思い描く仕上がりによって、レール上部かポールにかけたリングの下部から測りましょう。 小窓にかけるカーテンは、窓枠から1㎝上までの長さを測ってください。もう少し下まで伸ばしたい場合は、窓枠より15㎝ほど下がおすすめです。床までの長さをお望みなら、床から1㎝上までの長さを測りましょう。 採寸に不安が残るようだったり、寸法が完璧に合ったカーテンがほしいと思ったりしているなら、プロに採寸を頼みましょう。お部屋にぴったりのカーテンを選ぶには、正確な採寸が欠かせないのです。 引っ越す際に忘れてはならないカーテンの採寸。正しく測ることで部屋の雰囲気も変わることがあります。また、カーテンの種類もさまざまなので、インテリアの雰囲気に合ったカーテンを選ぶようにしましょう。