“選挙モンスター”河村たかし氏は圧勝で国政へ “裏金議員”は?注目の選挙区振り返る…衆議院選挙 自民党・公明党与党は15年ぶりに過半数割れ
27日の衆議院議員選挙、自民党・公明党の与党は15年ぶりに過半数を割りました。東海地方の注目選挙区を振り返ります。 【写真を見る】“選挙モンスター”河村たかし氏は圧勝で国政へ “裏金議員”は?注目の選挙区振り返る…衆議院選挙 自民党・公明党与党は15年ぶりに過半数割れ まずは愛知1区、「総理を目指す」と公言し、国政復帰を目指した前の名古屋市長、河村たかしさんは、2位にダブルスコアの圧勝。“選挙モンスター”の強さは本物でした。 (河村たかし氏) 「サンキューベリーマッチ」 今回の総選挙、最大の争点となったのが自民党の裏金問題です。この地方で不記載が発覚し、立候補したのは、愛知7区の鈴木淳司さん、愛知12区の青山周平さん、愛知15区の根本幸典さん、そして三重4区の鈴木英敬さんです。いずれも自民党からの公認は得られたものの、比例重複は認められず小選挙区の一本勝負となりました。 ■翌日支援者に…「サイレントマジョリティーは裏金ノーだったんだ」 420万円の不記載があった愛知15区の根本幸典さん。 (根本幸典氏) Q(不記載について)会見を開く予定は? 「…………」 記者の問いかけを無視。詳細を語らないまま臨んだ選挙でしたが、結果は…4人の野党候補を寄せつけず大勝しました。 (根本氏) Q政治資金問題に関して みそぎは済んだ? 「先ほども申し上げましたが。信頼は一日で得られるものではないので、これから信頼していただけるように、活動の中で皆さんにご理解いただく」 不記載額が230万円の愛知12区、青山周平さんは。 (青山周平氏) 「私自身の力が及ばず落選という結果に」 立憲民主のライバルに惨敗。一夜明けた28日。 (青山氏) 「やっぱりサイレントマジョリティーは裏金ノーだったんだ」 支援者に電話し落選を伝えました。 (青山氏) 「まだ心の整理がつかないが、落選をしっかり受け止めて、次どうしていこうか考える」 ■旧統一教会と手は切れている?「ハイハイ。きれいさっぱり」 そして、裏金と並ぶもう一つの問題。多額の献金などが問題視される旧統一教会から選挙支援を受けていたのが。 (工藤彰三氏) 「これだけ大勢の前で、家庭の大切を訴えることができる。私、工藤彰三は幸せな男だなと」 愛知4区の工藤彰三さん。今回の選挙前に教団との関係について聞くと。 (工藤氏) Q本当に(教団とは)手は切れている? 「はいはい。きれいさっぱり」