“選挙モンスター”河村たかし氏は圧勝で国政へ “裏金議員”は?注目の選挙区振り返る…衆議院選挙 自民党・公明党与党は15年ぶりに過半数割れ
関係は絶ったと主張しましたが、有権者が下した判断は? (工藤氏) 「至らぬことが多々あったと深く反省している」 小選挙区で初めての敗退。しかし比例復活で5回目の当選を果たしました。 (工藤氏) 「(自民党への)逆風の問題ではない。これはひとえに工藤彰三の力不足」 ■ そして4人の子どもの母と大臣経験者の戦いは… 27日夜、小学4年生の長女・杏南ちゃんと万歳をした、注目区・愛知7区で初当選を果たした国民民主党の新人・日野紗里亜さん36歳。 (愛知7区 国民 日野紗里亜氏) 「子どもの未来を子育て家庭の今を支えるために。そしてなによりも政治を生活者の手に取り戻すために。渦中にいる今の私だからこそできることがある」 日野さんは、三つ子の男の子と、杏南ちゃんの4人の子どもたちの母親です。 (日野紗里亜氏)「みんな、いただきます言って食べて」 選挙期間中は急いでご飯を食べさせ、街頭演説に。息つく暇もない日々が続きました。 (日野紗里亜氏)「私らしく笑顔で元気に、楽しく勝ち抜きたい」 そんな日野さんが挑んだのは… (鈴木淳司氏)「この世界で“文化”と言えば変だが、その認識はあった」 前職の自民党・鈴木淳司さん66歳。総務大臣を務めたベテランです。しかし、派閥の裏金問題でわずか3か月で辞任。60万円の不記載を公表しました。 今回、7期目の当選を目指す選挙戦となりましたが、党本部は比例重複を認めない厳しい判断。まさに「背水の陣」で挑みました。 (鈴木淳司氏)「私、鈴木淳司にうそはありません。もう一度出発しますのでご支援賜りますよう心からお願いします」 ■長女「難しそう。大臣になったことがあるって言っていたから」 大臣経験のある大物との戦いに、日野さんの長女・杏南ちゃんは… (杏南ちゃん)「(Q.当選できそう?)難しそうだと思った(相手は)大臣になったことがあるって言っていたから」 27日夜、東郷町にある日野さんの事務所には「当選」の知らせを待つ、杏南ちゃんの姿が。