久保建英がバレンシア戦で決勝点 ６試合ぶり今季２点目 Ｒソシエダード今季初の複数得点勝利
＜スペインリーグ：Rソシエダード3－0バレンシア＞◇28日◇サン・セバスチャン◇第8節 日本代表MF久保建英（23）の所属するRソシエダードがホームでバレンシアに完勝した。後半40分まで出場した久保は決勝点を奪い、チームの6試合ぶり白星に貢献した。 調子の上がらないチームを救ったのは久保だった。前半8分、自陣から相手のプレスを回避し、左サイドを突破し、MFセルヒオ・ゴメス（24）がクロス。ファーサイドで待っていた久保が冷静に左足で決めた。ゴール後はボールを持って思い切り上に蹴り上げて喜びを爆発させた。第2節のエスパニョール戦以来、6試合ぶりの今季2点目となった。その後も積極的な仕掛けやパスで存在感を示し、攻撃の起点となった。 チームは同35分、追加タイム2分にカウンターからFWオスカルソン（20）が加点。守備陣が危なげなく無失点に抑えて完封勝利を飾った。 チームはリーグ戦4試合連続無得点と深刻な得点力不足に陥っていた。その間2敗2分け。久保が5試合ぶりにゴールをこじ開け、今季初の1試合複数得点を呼び込んだ。
