レスでも2人に1人は「パートナーの浮気・不倫は許さない」…その理由とは? プラトニックな関係にも厳しい視線
レゾンデートル株式会社(東京都新宿区)は、このほど「夫婦のセックスレス」に関する実態調査(第9報)の結果を発表しました。同調査によると、レス夫婦の約半数が「配偶者(パートナー)の浮気・不倫は許さない」と回答したことがわかりました。では、浮気・不倫を許さない理由にはどのようなものがあるのでしょうか。 【グラフ】レス当事者に聞いた…「配偶者が浮気・不倫をしたら許しますか?」(調査結果を見る) 調査は、全国の20~59歳の夫婦間レス当事者男女400人(男性200人、女性200人、各年代50人ずつ)を対象として、2024年1月~2月、7月の期間にインターネットで実施されました。 セックスレス当事者の既婚男女に、「もし配偶者が浮気・不倫をしたら許しますか」と尋ねたところ、全体の45.8%が「許さない」と回答。一方、「許す」(12.3%)や「仕方ないと諦める」(19.3%)といった許容派は31.6%となりました。 配偶者の浮気・不倫を「許さない」と答えた割合を男女別にみると、男性の38.5%に対して、女性では53.0%と女性のほうが許さない傾向にあることが見て取れました。 さらに、性・年代別に比較したところ、男性で「許さない」が最も多かったのは「30代」で50.0%。次いで、「50代」「20代」(いずれも36.0%)、「40代」(32.0%)が続いた一方で、「許す」と答えた割合では、「20代」(26.0%)が最も多く、次いで、「40代」(16.0%)、「30代」(14.0%)、「50代」(8.0%)が続きました。 他方、女性回答をみると、「許さない」が最も多かったのは「20代」で66.0%。次いで、「30代」「50代」(いずれも54.0%)、「40代」(38.0%)と続き、男性回答と大きな差がみられました。 一方、「許す」と答えた割合では、「30代」(18.0%)が2割近くとなったものの、「50代」(8.0%)、「20代」(6.0%)、「40代」(2.0%)では1割未満となり、女性は夫の浮気・不倫に非常に厳しいことがうかがえました。 また、レスであるにも関わらず「配偶者の浮気・不倫を許さない理由」について、配偶者の浮気・不倫を「許さない」と答えた男性77人と女性106人に聞いたところ、男女いずれも「浮気・不倫はいけないことだから」(男性62.3%、女性67.0%)が最多となりました。 そのほか、「自分は我慢しているから」という回答では、男性が23.4%と2割を超えているのに対して、女性では10.4%と男女間での差が見て取れました。 では、プラトニックな婚外パートナー(セカンドパートナー)なら許容することができるのでしょうか。配偶者の浮気・不倫を「許さない」と答えた男性77人と女性106人に聞いたところ、男女ともに「許さない」(男性71.4%、女性81.1%)が圧倒的に多くなり、体の関係の有無とは関係なく、配偶者が他の異性と親密な男女関係を結ぶことそのものを許さないことがうかがえる結果となりました。
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