「投票、行かない」「誰に入れたら良いか分からない」 若い世代と選挙候補者に聞いてみた
RKB毎日放送
今月27日に投・開票を迎える衆議院選挙では、投票率も注目されています。 前回の衆院選、福岡県では20代の投票率は、30%ほどにとどまりました。 【写真を見る】衆院選福岡10区 若者に訴えたい政策は? なぜ若者は投票しないのか、そして候補者は若者に向けてどんな政策を訴えているのか、福岡県北九州市の東側を選挙区とする福岡10区で聞きました。 ■20代は3人に1人しか投票していない 19歳女性「高齢者に向けた政策が多いので、若い人に向けた政策を打ち立ててくれる人に投票したい」 記者Q投票行きますか? 26歳女性「行かない。結局誰がなっても変わらないのかなと思って、別に行かなくても良いかなって」 24歳男性「自分の知識がない分、誰に入れたら良いか分からないので入れない」 前回、2021年の衆院選で、福岡県内の投票率は、戦後2番目に低い52.12%。年代別にみると20代が最も低い30.14%で、3人に1人しか投票に行っていないという状況です。 ■若者と政治をつなぐ大学生 NPO法人「ドットジェイピー」の北九州支部は、若者と政治をつなぐ活動に取り組んでいます。 メンバーは全員大学生で、この日はグループに分かれて「若者はなぜ投票に行かないのか」考えました。 五反田流仁さん(19)「単純に今の政治家さんに対するいい印象がどうしてもあまりない」 芹ヶ野ひなたさん(20)「若者と高齢者の一票の重みを同じにするというのがでて、人数が違うから」 下村綺さん(20)「行くまでにハードルが高いということが問題だから、大学で(投票を)やったら大学に行くだけで投票できる」 ■商店街練り歩き”しかけ” 「ドットジェイピー」は去年の北九州市長選挙で、立候補予定者を大学のホールに集めて討論会を実施するなど、選挙に関心を持ってもらうための仕掛けをしてきました。 今回、投票率アップのために考えたのは、「投票所あっちっちゃプロジェクト」。 「政治が動く日」など投票を呼びかける看板を持って、商店街を練り歩きます。 「皆さんで衆議院選挙期日前投票に行きませんか」
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