梅雨末期 寝ている時間帯に多い豪雨 「キキクル」活用や避難方法の確認を
県は、2020年の熊本豪雨を教訓に、その翌年から1人ひとりの避難行動をあらかじめ定めておく「マイタイムライン」の作成を推奨してきました。 防災士の川本収三さんは「(災害で)亡くなった方の大体が避難しなかった、避難しなかった理由は、自分が住んでいる地域の危険性がわからない、避難するタイミングがわからない、避難する場所と経路がわからない、この3つがわからないのが一番の問題」と指摘します。 川本さんは、さらに、5分でできるマイタイムラインを簡略化したチェックシートを作成し、普及を図っています。早めの避難につなげるためにも、キキクルなど情報収集ツールを活用するとともに、住んでいる地域の危険性や避難の方法を把握しておくことが重要です。