「はれのひ」社長が会見(全文1)一生に一度の成人式を台無しにした
本日まで説明が遅れたことをおわびする
司会:それでは続きまして、はれのひ株式会社代表取締役社長、篠崎洋一郎による経緯のご報告でございます。お願いいたします。 吉田:マイク。マイクを。はい。 篠崎:はれのひ株式会社の件につきまして、お客さまをはじめ、各お取引先さまに多大なご迷惑、ご心配をお掛けしたことをここで深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。 私は、はれのひ株式会社代表取締役の篠崎洋一郎でございます。会社の代表といたしまして、今回の件につきまして、この場をお借りしまして深くおわびを申し上げます。申し訳ございませんでした。 また、本日までに説明が遅れたことをおわびいたします。今般、弊社がこのようなことに至った経緯についてご説明させていただきます。私は、はれのひ株式会社を平成23年3月に設立し、横浜店を皮切りに、一時は6店舗まで拡大してまいりました。急激な出店により人件費コストなどが拡大し、平成28年9月期には大幅な赤字となりました。その後、新たな融資やリスケジュールのお願い、M&Aの実現に向けての取り組みなど対策を行ってまいりましたが、売り上げの減少には歯止めがかからず、成人式当日着付けの費用のお支払いのめどが立たず、このような事態となりました。 最後に、お嬢さま、ご家族さまの一生に一度の成人式を台無しにし、本当に取り返しのつかない事態になってしまったことは、代表取締役である私に全ての責任がございます。本当に申し訳ございませんでした。今後、破産手続き開始により最前の対応をいたしたく存じますが、お客さま、債権者の皆さまにご迷惑をお掛けすることになりますことを深く、深くおわびを申し上げます。以上でございます。
司会:それでは、これより質疑応答を行います。まず、挙手をしていただきまして、スタッフがワイヤレスマイクをお渡しいたします。差し支えがなければ会社名とお名前、そしてご質問をお願いいたします。どなたか。では一番先に手が上がりました真ん中のお席の方、どうぞ。 【連載】「はれのひ」社長が会見(全文2)へ続く