走りながらポータブル電源を充電! 新しいエコシステム「EcoFlow Alternator Charger」の実力とは
最先端のポータブル電源やクリーンな電力技術を開発するテクノロジー企業の「EcoFlow Technology Japan」は、自動車のオルタネーターの余剰電力を利用して、走行中に最大800W出力、わずか1.3時間で1000Whを充電できる急速充電器『EcoFlow Alternator Charger』を2024年6月3日(月)に発表しました。 【写真】「EcoFlow Alternator Charger」の機能を見る(全15枚)
次々と実用的なイノベーションを発信
2017年にEcoFlow初のポータブル電源「RIVER」に始まり、「DELTA」(2019年)、「DELTA Pro」(2021年)、同社初のポータブルエアコン「WAVE」(2022年)や初のモジュラー型電源装置「Power Kits」(2022年)、その他、業界初のロボット草刈り機、3in1冷蔵庫、進化した暖房機能付きポータブルエアコン「Smart Device」(2023年)、初のポータブル電源付きバルコニーソーラー発電システム「PowerStream」(2023年)と、年々新しい製品を市場投入してきました。
機能の切り替えは専用アプリで遠隔操作できる
そんななか、EcoFlowから『EcoFlow Alternator Charger』が登場しました。このシステムは、アイドリング時でも出力でき、走行中に最大800W出力で、わずか75分の短時間で1000Whの電力を充電することができます。もちろん、クルマのメインバッテリーに接続して、稼働中に大きな電力を生成。オルタネーターは、日常的な電力需要を満たすだけでなく余剰電力を生成し、DC-DCコンバーターを通じて、この余剰電力を利用。効果的にポータブル電源へと充電します。 また、パワフルな800W出力は、シガーソケットと比べて8倍の高速充電を可能にし、日常の運転中に使用することでオルタネーター(メインバッテリー)から余分な電気を使ってポータブル電源を充電する「充電モード」、車両を始動するためのバッテリー蓄電量が枯渇していても、ポータブル電源の逆方向から供給される一時的な電流でエンジンの始動が可能になる「逆充電モード」、さらに駐車時に小さな逆電流でバッテリーをメンテナンスすることで、スターターバッテリーの寿命を延ばす「バッテリーメンテナンスモード」の3つの機能が搭載されます。 これらの機能はオルタネーターチャージャーの専用アプリから機能の切り替え操作や、遠隔監視・制御にも対応します。