【中日】阪神に完封勝ちで2連勝! 板山が元同僚・才木から決勝打含む猛打賞で3番起用に応える 小笠原が7回無失点で3勝目
■プロ野球 阪神 0-1 中日 (25日 倉敷) 中日が阪神に完封勝ち。ここまでチームは2連勝中。 7回までは中日の先発・小笠原慎之介、阪神・才木が互いに無失点で抑える投手戦となるも試合が決したのは8回。2死から2番・田中幹也がライトへの三塁打でチャンスを作ると、3番・板山祐太郎がライトへ決勝の適時打を放った。今季初の3番起用に応える決勝打含む猛打賞で、古巣に対しての白星に貢献している。救援陣は8回を松山晋也、9回をマルティネスがそれぞれ無失点に抑えた。 中日打線は1番センター・カリステ、2番セカンド・田中、3番ファースト・板山、4番ライト・細川、5番レフト・ディカーソン、6番サード・福永、7番キャッチャー・加藤匠、8番ショート・龍空、9番ピッチャー・小笠原とオーダーを組んだ。板山は今季初の3番起用を受けている。 阪神の先発・才木に対する初回の攻撃、1番・カリステがショートゴロに打ち取られると2番・田中、3番・板山も抑えられ三者凡退。 中日の先発は小笠原慎之介。前回登板の6月12日、日本ハム戦では7回途中5失点で黒星を喫した。自身3連敗中の左腕は復調の足がかりをつかめるか。 立ち上がり、2番・中野にライト前への安打を許すも後続を打ち取る。 2回の攻撃は先頭の4番・細川が高めに浮いたスライダーをとらえレフト前への安打で出塁も後続が3人で倒れた。 3回裏、小笠原は2死から1番・近本に安打を許したがこの回も無失点。 4回の攻撃は、1死から3番・板山のセンターへの安打、続く4番・細川、6番・福永の四球で2死満塁のチャンスを作る。ここで7番・加藤匠の打席も、フルカウントからやや高めの直球に空振り三振で先制ならず。 5回は両軍とも8番から始まる打線が三者凡退。 6回の攻撃、3番・板山のセンターへの安打、二盗で2死二塁のチャンスを作るも、5番・ディカーソンがセンターフライで凡退しスリーアウト。 続く7回の攻撃は先頭の6番・福永が安打も直後に二盗失敗。結果的に3人でこの回を終えた。 先発・小笠原は7回までを抑えたところで降板。97球を投じ、5安打無失点という内容だった。 8回の攻撃、2死から2番・田中がライト線へ三塁打を放ちチャンスメーク。ここでこの日すでに2安打の板山が甘く入ったスライダーをとらえライトへ勝ち越しの適時打を放った。 9回はマルティネスが締めゲームセット。