【まず英国のプレス向け車両へ】 ベントレー第4世代の新型コンチネンタルGT 記念すべき1台目
記念すべき1台目の生産
ベントレーは、第4世代の新型コンチネンタルGTの記念すべき1台目の生産を、創業者ウォルター・オーウェン・ベントレーの136回目の誕生日(9月16日)に完了したと発表。 【写真】ベントレー第4世代の新型コンチネンタル・シリーズをみる (105枚) トルマリングリーンの外装と、グラビティグレー、マンダリンの内装で仕上げた1台目は、時速335km/hの非公式「海底トンネルでの世界最速記録」を樹立した車両と同じ仕様だという。 この1台目の車両は、英国のプレス向け車両として使用し、その後ベントレーのヘリテージコレクションにて永久に保存される予定で、ヘリテージコレクションには、世界最古のベントレーである1919年製の3リッターEXP2から、2024年の新型コンチネンタル GTスピードまでの45台で構成されており、ベントレー105年の歴史の各年代を代表する特別なモデルがコレクションされている。 新型は最高出力782psと最大トルク101.97kg-mを誇る新パワートレイン「ウルトラパフォーマンス・ハイブリッド」によって卓越したパフォーマンスを実現。 4L V8エンジンと190psの電動モーターが連携し、0-100km/hをわずか3.2秒で達成することに加え、EUドライブサイクル基準での電動走行距離は81km、総航続距離は859kmとなっており、実用的なスーパーカーとしてライフスタイルに溶け込みながら、どんなシーンでも快適さとラグジュアリーを体感できると表現した。
コメントと関連アイテムも発表
■ベントレー製造担当取締役会メンバー アンドレアス・レー 「第4世代の新型コンチネンタルGTは、まさに真の傑作です。外装のトルマリングリーンは、伝統的なベントレー・グリーンを現代的に解釈したもので、当社の職人が設計・塗装しました。 車両は製造工程全体で92ものアセンブリステーションを経て完成し、インテリアデザインの限界に挑戦しました。3次元のレザーテクスチャー、モダンなキルティング、ダーククローム仕上げなど、クルーの職人たちが細部に至るまで努力を重ね、まさにラグジュアリーの象徴となる一台を作り上げました」と述べた。 さらに、ベントレーは、新型コンチネンタルGT/GTCの発売を記念した限定アイテムを製作。このアイテムは、新型コンチネンタルGT/GTCの新しいデザインからインスピレーションを得たバッグで、ベントレーのこだわりである卓越した職人技と手作りから生まれる高級感を体現している。 コレクションには、ウィークエンダーバッグ、バックパック、ウォッシュバッグの3アイテムを揃え、カラーは新型コンチネンタルGT/GTCで導入されたレザーのグラビティグレーをベースに製作され、中央に彩られたアクセントストライプは、マンダリン、キングフィッシャー、ホットスパーの3つカラーを展開。 これらのカラーは、ベントレーの洗練されたインテリアからインスピレーションを得ており、各アイテムはイタリアの最高級素材を使用し、手作業による職人技のディテールが施されている。 手縫いのステッチやコントラストカラーの縁取り、バックル付きの前ポケット、デボス加工のベントレーのエンブレムが入ったラゲッジタグ、内側にはレザー仕上げのコンパートメントなど、すべてがベントレーの洗練されたデザインや品質、高級感までもこのアイテムで表された。 ウィークエンダーバッグ1個、バックパック1個、ウォッシュバッグ1個が含まれるセット品として販売され、各色それぞれ50セットの限定で、税込価格は41万8000円となる。
AUTOCAR JAPAN(執筆)