佐賀県神埼市長の退職、議会同意 入札妨害事件で起訴受け
佐賀県神埼市が委託したふるさと納税PR強化事業の契約を巡る入札妨害事件で、市議会は12日の臨時本会議で、秘密事項を業者側に漏らしたとして官製談合防止法違反(入札妨害)などの罪で起訴され、辞職届を提出した内川修治市長の15日付の退職に同意した。 内川被告は11日、弁護人を通じて市議会議長に「一身上の都合で辞職する」と届け出ていた。 田原和幸議長は本会議で、内川被告からの「大変ご迷惑をおかけ致しました。誠に申し訳ありませんでした」との伝言を代読した。 また、市選挙管理委員会は12日、退職に伴う市長選の日程を4月21日告示、同28日投開票と決めた。