「坊っちゃん列車」持続的運行へ松山市が支援拡充 継続望む声や経済効果を理由に
南海放送
坊っちゃん列車の持続的な運行に向けて、松山市が支援を拡充です。 松山市 藤田仁副市長: 「坊っちゃん列車への様々な考えを把握し、その必要性と公共性を一定あるものという判断に至った」 坊っちゃん列車の運行について検討を進めている、松山市と関係機関で作る会議で、きょう松山市は、これまで伊予鉄道に対し補助していた法定検査費用の一部に加え、今後は、年間のメンテナンス費用も含めた総額の半分を支援する方針を示しました。 理由について松山市は、6月末から7月にかけて行った2度目の市民アンケートで坊っちゃん列車の運行継続を望む声が70%以上に上っていたことや、1年あたりの経済波及効果が2億1570万円に上ることなどを挙げています。 伊予鉄道 清水一郎社長: 「とにかく安全に運行する。できるだけ長く運行できるようにということで努めていきたい」 坊っちゃん列車の法定検査とメンテナンス費用は年間4000万円から5000万円かかるということで、松山市は今後、伊予鉄道と協議し補助の上限額を決めることにしています。