全国高校サッカー選手権福岡大会、東福岡が3年ぶり23回目の優勝…東海大福岡を2―0で破る
第103回全国高校サッカー選手権福岡大会(読売新聞社など後援)の決勝が10日、福岡市博多区の博多の森陸上競技場で行われた。東福岡が2―0で東海大福岡を破り、3年ぶり23回目の優勝を果たした。東福岡は12月28日から首都圏で開かれる全国大会に出場する。 【写真】現役引退する元サッカー日本代表のMF梅崎司
東福岡は後半15分、FW伊波樹生選手がドリブル突破を仕掛け、フェイントで相手DFのタイミングをずらすと、右足を振り抜いて先制。試合終了間際には、途中出場のFW山口倫生選手が浮き球のパスをシュートにつなげ、2点目を奪った。東海大福岡はMF永田覚都主将を中心に細かいパス回しで積極的にゴールに迫ったが、及ばなかった。
監督就任1年目で全国大会への切符をつかんだ東福岡の平岡道浩監督は「何も考えられないくらいうれしい。がむしゃらに走ったことが結果に結びついた」と語った。無失点の守備陣を統率したDF柴田陽仁主将は「伝統のサイド攻撃と、今年のテーマである堅守で、全国制覇を成し遂げたい」と意気込んだ。