奄美プラム、県知事に贈呈 大和村の伊集院村長
鹿児島県奄美大島の大和村の伊集院幼村長が7日、鹿児島市の県庁に塩田康一知事を訪ね、村産の奄美プラム(スモモ)を贈呈した。試食した塩田知事は「うん、おいしい」と感想を述べ、太鼓判を押した。 奄美プラムは奄美大島の初夏の味覚として人気の果樹で、同村が奄美大島最大の産地。村やJAによると、2024年産の生産量は例年より少なく、大和村では約30トンを見込む。2月の高温や3月の冷え込み、曇天による生理落果、前期の着果過多による樹勢の衰えなどで着果量が減少した。 化粧箱入りの奄美プラムを塩田知事に贈った伊集院村長は「量は少ないが、今年も色鮮やかでおいしい実が出来た。これからも農家の皆さんにいいものを作ってもらいながら産地を守り、販路を広げていきたい」と語った。