智弁和歌山が7年ぶりの決勝へ 高校野球秋季近畿大会
高校野球の秋季近畿大会は3日、ほっともっとフィールド神戸で準決勝があり、智弁和歌山(和歌山1位)が市和歌山(和歌山3位)との県勢対決を6―1で制し、2017年以来7年ぶりの決勝進出を決めた。 【熱戦を写真で】智弁和歌山vs市和歌山 高校野球秋季近畿大会 智弁和歌山は4日の決勝で東洋大姫路(兵庫1位)と対戦する。 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。近畿地区の一般選考枠は6。【長宗拓弥】 ◇智弁和歌山・福元聖矢選手 <広いほっともっとフィールドで2打席連続の本塁打> (五回の2ランは)真っすぐを狙っていて、甘いところにきたので逃さずに仕留めることができた。(七回の2ランは)まだ3点リードだったので、なんとか1点を取ろうと思って打席に入った。内のチェンジアップをはらうように打った。打った瞬間はタッチアップだと思ったが、うまく風に乗ってくれた。2打席連続は初めてで高校通算16、17本目。次の試合にもつながる一発になった。同じ和歌山勢の市和歌山が相手で近畿大会だし、すごく気合が入っていたので打てて良かったです。 <強打の2番を担う> 任された打順で仕事をやるだけ。何番を打ちたいとかのこだわりはない。 <1番で先発した夏の甲子園では初戦敗退に終わった> バッティングも結果は出なかったし、守備でもミスがあり、自分のせいで負けたと思っている。あの悔しさはずっと残っている。甲子園の借りは甲子園でしか返せないと思っている。