浦和が広島MF松本泰志を獲得へ 今季J優秀選手賞受賞のボランチ
浦和が広島MF松本泰志(26)を獲得することが28日、分かった。複数の関係者によると、すでに合意。近日中に正式発表されるという。 【写真あり】ナオト・インティライミ サッカー界の権威3人との打ち上げに「震える」と反響 豊富な運動量と複数ポジションが可能な高い戦術理解度が持ち味の守備的MFで、今季リーグ36試合3得点2アシストをマーク。J1リーグ優秀選手賞を受賞した。東京五輪世代で構成された19年南米選手権出場の日本代表メンバーに選出されるなど将来を嘱望されてきたが、その才能がついに今季開花した。埼玉県東松山市出身。プロ入りから育ててくれた広島への恩義や愛着も強いが、来年クラブW杯出場することに加えて、地元クラブからの熱烈なオファーも魅力的だった模様だ。 浦和は同じくアカデミー育ちの新潟FW長倉幹樹の獲得も決定的。柏MFマテウス・サヴィオ、ベルギー1部コルトレイクMF金子拓郎、クロアチア1部ディナモ・ザグレブDF荻原拓也らの加入も内定している。 ◇松本 泰志(まつもと・たいし) 1998年(平10)8月22日生まれ、埼玉県東松山市出身の26歳。昌平(埼玉)から17年広島入団。20年に福岡、21年にC大阪への期限付き移籍を経て21年夏に広島復帰。J1通算106試合出場6得点。1メートル80、70キロ。右利き。