武装集団が護送車を待ち伏せ 仏北西部で刑務官2人が死亡
ノルマンディー、フランス、5月16日 (AP) ― フランス北西部ノルマンディー地方で5月15日、移送中の受刑者を乗せた車列が武装グループに襲われ、刑務官2人が死亡、3人が重傷を負った。武装グループと受刑者は逃亡した。 警察と国家憲兵隊が行方を追っている。 車列は、ルーアンの裁判所で行われた強盗犯モハメド・アムラ受刑者の審問の後、受刑者をエブルーの刑務所に移送する途中、高速道路A154の料金所で武装グループに襲われた。 アムラ受刑者は、強盗の罪で最近判決を受けた後、ルーアン近郊のバル・ド・ルイユ刑務所に収監されていた。検察当局によれば、同受刑者はマルセイユで起きた誘拐殺人事件の捜査も受けていた。 当局によると、組織的な逃亡、軍用武器の所持、犯罪の共謀も捜査の対象となっているという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)