令和ロマンがM-1史上初の2連覇!「ラストイヤーまであと8年。いつ出てくるんだろうっていう恐怖で怯えあがらせたい」
「最終決戦、3組が終わった時点で優勝したぐらいうれしかった」
番組終了後、2人はトロフィーを手に会見。改めて二連覇の感想を聞かれると、くるまは「去年もやったなーって思いました」と会見場を見回すと、「……本当にうれしいもんですな、非常に。もう誰もしないんじゃないですかね。できないとかじゃなくて、面倒くさいから」。ケムリは「僕は歴史に名を残すのが好きなのでめちゃくちゃうれしいです」と笑顔。 会見では、くるまが日ごろから大会が盛り上がればいいと話していることに触れて、優勝しなくても、盛り上がってよかったという気持ちになれたのかといった質問も。 くるまは「最終決戦、3組が終わった時点で優勝したぐらいうれしかったんです。できたー!、いいM-1だったなーってめっちゃ思っちゃって。結果発表の間もセットとかずっと見ちゃって、もうこれ良かったなって思っていました。(優勝は)プラスアルファご褒美もらったって感じです」 ケムリは「僕は優勝しなかったら何で出たんだろうってなったと思います」と笑い、「決勝めちゃくちゃ盛り上がって、その中に立ってるのがうれしかった」と話した。 2年連続で一番最初にネタを披露することになったことについては、ケムリは「2 年連続 1 番に引かれると思ってなかったんで、引かれた瞬間もひふみん!と思いました。さすがにないだろうと思うじゃないですか?さすがに終わったと思いましたよ。2 年連続優勝よりも、2年連続トップバッターから最終決戦に行くほうが普通に難しそう」。ケムリも「M -1 が全く得のないやらせをしてるのかと思いました」と苦笑い。 勝因については、「1 本目も 2 本目もあれやるって決めてました」と、くるま。「去年優勝したので、去年よりもいいネタをしなきゃなと思って。去年もしゃべくりと漫才コントで優勝できたんで、それをさらに高めるっていうことで、結果的にこうなりました」。ケムリも「M-1チャンピオンとして1年間過ごさせてもらって、大きな舞台をたくさん経験したんで、それが漫才師として厚みじゃないですけど、そういうのにつながったのかなとは思います」と胸を張った。 番組では、ケムリが「もう出ない」と宣言。会見でそのことに話が及ぶと、くるまは「果たしてどうなんでしょうか。ラストイヤーまであと8年ある。いつ出てくるんだろうっていう恐怖で市民を怯えあがらせたい。M-1が盛り上がらなくなってきたらまた出るぞって……(次は)まだ決まっていない、まだ明日の自分がどんな自分なのか分からない」。ケムリは改めて出たくないと強調したが、「くるまくんが出てるって言ったら出ます」。くるまは「それぞれユニットで出るって可能性もありますから。最終決戦でね、カッコよくない?」と新たなプランも飛び出していた。 賞金の1000万円はすべてケムリが受け取る。昨年は話したようにすべてくるまが手にしたという。 ケムリは「なんとかトントンにすることができました」と笑顔だった。 『M-1グランプリ2024』の決勝大会の模様などは、Tverでアーカイブ配信している。