八木亜希子アナが中山美穂さんとの映画共演を回顧「若い時にお会いした時以上に深く、大きく…」
元フジテレビアナウンサーの八木亜希子(59)は7日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「八木亜希子 LOVE&MELODY」(土曜午前8時30分)に生出演し、6日に東京都内の自宅で亡くなっているのが発見された俳優で歌手の中山美穂さんを追悼した。 【写真】54歳急死の中山美穂さん自宅に妹、中山忍の姿 八木は番組冒頭、リスナーのリクエストに応じて中山さんの大ヒット曲「遠い街のどこかで」を流した。訃報から一夜明けとなったこの日、リスナーから他にも中山さんの曲へのリクエストが寄せられたことに触れながら「本当に、昨日はびっくりしました。今週は韓国の戒厳令などいろんなことがあった中で、昨日、中山美穂さんの訃報が飛び込んできました」と口にした。 その上で、2018年のフジテレビ系ドラマ「黄昏流星群」で、中山さんの友人役で出演したことを明かし「ドラマで共演するのはもちろん初めてで。会社に(アナウンサーで)いたころは、インタビューなどでお会いしたことはあったんですけど、ドラマでそうやってご一緒した」と口にした。 当時の中山さんの印象を「とっても楚々としていて、撮影中もずっとすみっこに座っていらして、静かに自分でセリフを繰り返し練習されたりしていた。そこで、私もそばに行って、ちょっと、掛け合いのシーンだったりすると、一緒に自然にそこで練習したりとか…。なんかこう、中山さんの周辺には静かな時が流れているようだった。そして、人と話したりする時は遠慮がちに照れたりなんかして、かわいらしい方だった」と、ありし日の中山さんを振り返った。 また「若い時にお会いした時以上に深く、大きくなられた方だな、というふうに思う。突然の訃報で、皆さんがもっともっといろいろ見たかったし、聴きたかったというメッセージをいただいているのが、とてもよく分かります」とリスナーの心境を代弁。「ご冥福、お祈りします」と追悼した。 中山さんは54歳だった。6日は大阪市内でクリスマスコンサート2公演が予定されていたが、待ち合わせ場所に来なかったため、所属事務所関係者らが自宅を訪問。浴室で動かなくなった中山さんを見つけ、その場で死亡が確認された。警視庁が詳しい状況を調べているが事件性は低いとみられ、病死の可能性があるという。