北陸新幹線の延伸を巡り、石破総理が「小浜‐京都ルートで決定した」との考えを示したことを受け、杉本知事は与党の整備委員会で、詳細なルートなどを年内に決定するよう強く求める方針です。 杉本知事は1日開会の12月県議会で、北陸新幹線の延伸を巡る県の対応を説明しました。 この中で、11月25日に開かれた政府主催の全国知事会議で、石破総理が敦賀から西のルートについて「小浜・京都ルートで決定しており、一日も早い全面開業を目指す」との考えを示したことを強調しました。その上で、4日に開かれる与党の整備委員会に出席し、年内に駅の位置や詳細ルートを決定することや、来年度の着工・認可に向けた必要な予算の確保を強く求める考えを示しました。 来年度の政府予算案の決定を間近に控え、北陸新幹線の全線開業に向けた動きは重要な局面を迎えます。