創刊150年で感謝の集い 秋田魁新報「役割果たす」
秋田魁新報社(秋田市)は8日、創刊150年の「感謝の集い」を同市内のホテルで開いた。佐川博之社長は人口減など秋田県の課題を念頭に「(秋田魁が)希望を見いだす手伝いの役割を果たしていく」とあいさつした。 秋田魁の前身は1874年に創刊した「遐邇新聞」で、今年2月に150年を迎えた。現存する地方紙では山梨日日新聞、信濃毎日新聞に次ぐ歴史を持つ。 2019年には地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備を巡る防衛省のずさんな適地調査をあぶり出したスクープと一連の報道により、19年度の日本新聞協会賞を受賞した。 集いには地元政財界や報道の関係者ら約300人が出席した。