大阪・泉州で国内最大級の複合型イベント実施へ ゆりやんもVTRで応援
大阪・泉州で国内最大級の複合型イベント実施へ ゆりやんもVTRで応援 撮影:北代靖典
日本初で国内最大級の複合型イベント、第一回「大阪泉州夏祭り」(8月26・27日)の開催が決まった。これは泉南市のタルイサザンビーチを舞台に、音楽、グルメ、車両展示会、花火など同時に楽しめるもの。このほど開催にあたって「大阪梅田ピカデリー」(大阪市北区)でプレス発表会が行われた。「5つのコンテンツを同時開催いたします。2日間で9万人の来場者を想定しています」と関係者は意気込みを見せている。いったいどんな内容なのか。 <かんさいの夜景>堺泉北臨海工業地帯で幻想的な世界
「第一回 大阪泉州夏祭り2017 supported by たかじんAWARD」は、「まちおこし」「地域の活性化」を目的に、地域の新たな魅力として、日本にとどまらず世界へと広く情報を発信する国内最大級の複合型イベントだ。5つのコンテンツを含み、まさに新感覚のエンターテインメント。この催しに大阪をこよなく愛した、故やしきたかじんの“遺言”でもある「たかじんAWARD」の特別協賛が決定した。2014年の死去直前に「自分が生きた証に大阪のために頑張る人を表彰して欲しい」と残した遺言を実現させ、大阪をエンタメなどで盛り上げる人を選んで表彰するという。 この日、発表会ではまずMCが「2日間行われるこのイベントは、泉南市のタルイサザンビーチを舞台に、音楽、グルメ、車両展示会などが同時に楽しめる複合型イベントとなり、同地では13年ぶりに復活する花火大会も見どころの1つとなっております。2日間の来場者数は合計9万人を想定しております」と話した。 続いて各コンテンツの説明があった。夢花火(2日間で1万発)、関西最大級の音楽フェス「MUSIC CIRCUS’17」、日本最大級のフードイベント「肉フェス」、カスタムカーの祭典「スタンスネイション・ジャパン」、そして「海水浴場」。これらが1つの巨大な会場でコラボすることになる。
やがてそれぞれの代表者が登壇した。一般社団法人OSAKAあかるクラブ初代キャプテン故やしきたかじん(等身大パネル出演)、 公益財団法人大阪観光局溝畑宏理事長、竹中勇人泉南市長、泉州観光プロモーション推進協議会会長 竹山修身堺市長、「肉フェス」AATJ遠藤衆社長 、「スタンスネイション・ジャパン」芸文社窪田明男取締役、「MUSIC CIRCUS’17」トライハードマネージメント大付楽洋代表、「MUSIC CIRCUS’17」アンバサダー・ゆりやんレトリィバァ(VTR出演)だ 。 同祭りの発起人である大付代表は、2014年から「MUSIC CIRCUS」を開催している。世界のトップアーティストを招致するだけでなく、国内の有名シンガー、人気お笑い芸人など、幅広いジャンルが楽しめる今や名物イベントだ。4年目を迎え、初の真夏の屋外開催となるが、昨年10月は2日間で約3万2000人を動員、今年は2日間で4万人を目指すという。 大付氏は、挨拶で次のように自分の思いを語った。 「私たちは、コンテンツの1つのミュージックサーカスというイベントを立ち上げました。きっかけは以前、ヨーロッパに旅行に行った時、あるダンス系のミュージックフェスティバルを見たこと。1つの場所で数万人の人々が音楽を通じて全身で楽しんでいました。それを見て、感動し、同じようなイベントを日本で開催できないか。当初呆然と想像してました。日本に帰ってきて、その感動が忘れられなくて、私たちの力で再現できないかと考えてました。約1年の準備期間を経て2014年に開催ができました。第1回目でまさか1万人以上もの動員ができ、日本でもダンス系のフェスティバルを望んでいる人たちがこんなにもいるんだと確信できて、昨年まで8回開催しております」 さらに、この祭りを海外の人にも知ってもらおうと観光誘致にも尽力し、中国の協力も得られたという。