[写真]大阪観光局溝畑宏理事長「大阪の魅力をどのように発信していくかは大きなテーマ」

　そんな大付氏だが、第一回目の開催には随分と苦労を重ねたという。 　「いろんな人に話を持ち込んでも、失敗するからやめとけって必ず言われました。でも、夢を実現させたくて、初イベントは大阪ではなく、神戸で開催に至りました。見事に1万人以上入って、様々なお客さんが来てくれた…。多くの人の笑顔や騒いでいるのを見て、僕は泣いたんですよね、すごく。やってよかったなと思って。大赤字でしたけど…。今回、このような複合的な形で開催できることは本当にうれしい。大阪を元気にしたいです」（大付氏） 　また、肉フェスは累計来場者数420万人を突破したモンスターイベントだ。 日本全国の“肉”料理が一堂に会し、大阪泉南に登場する。花火大会やカスタムカーショー、青い海の海水浴も見逃せない。 　大阪観光局溝畑理事長は、「今必要なのは東京がどうこうというよりも、この10年は大阪にとっては大きなチャンスであるということ。東アジアの方々に大阪がまさに大注目を浴びている中で、大阪の魅力をどのように発信していくか、大阪市以外の泉州というエリアをどうやってその魅力を掘り起こしてブランディングしていくか、非常に大きなテーマでありまして、これによって、関空、大阪全体の活性化につながる」などと話した。 （文責／フリーライター・北代靖典）