プロアマ戦を終え、カメラに手を振る原英莉花

　「女子ゴルフ・ゴルフ５レディース」（３０日開幕、ゴルフ５カントリーみずなみ＝パー７２） 【写真】プロアマ戦は笑顔でラウンド　白い歯キラリ美しきスマイル 　女子ゴルフのゴルフ５レディースは３０日から岐阜県瑞浪市のゴルフ５カントリーみずなみＣ（６５５９ヤード、パー７２）で３日間行われる。大会前日の２９日はプロアマ戦が行われ、８月のＮＥＣ軽井沢７２以来、３戦ぶりに国内ツアー復帰を果たす原英莉花（２５）＝ＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス＝がコースを最終確認した。 　思い通りにいかない直近のゴルフに、原は首を横に振った。世界ランキング上昇を狙って出場した２週前の米女子ツアー・スコットランド・オープンで予選落ち。前週は韓国メジャー・ハンファクラシックは決勝ラウンドで崩れて３１位。悩ましげに「（調子が）悪いです。全部」とため息をついた。 　今季、開幕直後は予選落ちが重なったが、夏場に差しかかるにつれて成績は良化。だが、海外では不本意な成績が続いた。国内ではここまでトップ１０が４度と極度に悪いわけではないものの「バイタリティーとビジョンが欠けている。足りない足りないって思い過ぎて、今はマイナス」と思い詰める。 　週末まで続く予報の荒天のように表情は一向にさえない。「もう何か夢も見る。締めつけられるような」。悪い流れを断ち切るには“優勝”の二文字が最高の良薬。次週はメジャー第２戦の日本女子プロ選手権も控えるだけに、「今は結果、そして数字。それしかない」と前を向く。気持ちの晴れる３日間にしたいところだ。