物価高・環境意識の高まりが追い風のリユース関連銘柄
衣料品や服飾品のリユースが拡大
物価上昇などを背景にリユース品への関心が国内外で高まっている(画像:years / PIXTA)
2022年春以降、多くの「モノ」「サービス」の価格が上昇している。リユース関連商品も一部価格が上昇しているが、新品よりも価格上昇は緩やかで、相対的価格優位性が出てきた。また、消費者が中古品の持つ「負」のイメージが薄まり、古着などをファッションのコーディネートとして購入するケースが増えている。 そうした観点から、リユースマーケットに注目している。国内のリユースマーケットの市場規模は、2011年の1.2兆円から2021年には2.6兆円強と順調に拡大している(中古自動車除く)。 ちなみに2021年の市場規模2.6兆円のうち、4600億円が衣料・服飾品、2900億円がブランド品、2500億円が家具、1990億円がバイク・原付、1800億円が玩具、1100億円がスポーツ・レジャー要因、1000億円がゲーム・メディア、990億円が書籍となっている(リサイクル通信社調べ)。
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鮫島 誠一郎