１２月１０日、トランプ米次期大統領（共和党）は、米国に１０億ドル以上を投資する個人や企業は案件の「迅速な承認や許認可が得られるようになる」と自身が立ち上げた交流サイト（ＳＮＳ）「トゥルース・ソーシャル」に書き込んだ。パリで７日、代表撮影（２０２４年　ロイター）

[ワシントン １０日 ロイター] - トランプ米次期大統領（共和党）は１０日、米国に１０億ドル以上を投資する個人や企業は案件の「迅速な承認や許認可が得られるようになる」と自身が立ち上げた交流サイト（ＳＮＳ）「トゥルース・ソーシャル」に書き込んだ。「環境（関連）の承認も含まれるが、それに限られるものではない」と説明している。 関係筋によると、トランプ氏の政権移行チームは来年１月２０日の就任から数日以内に液化天然ガス（ＬＮＧ）プロジェクトの輸出許可と、連邦政府所有地と米国沿岸部での原油掘削を拡大するための政策パッケージの作成に取り組んでいる。 連邦エネルギー規制委員会がＬＮＧプロジェクトに環境面のレビューを追加で要求している動きなどをトランプ氏がどのように回避できるかは、すぐには判明しなかった。 トランプ氏の政権移行チームは、コメントの要請にすぐには応じなかった。 トランプ氏は、バイデン大統領（民主党）が導入した規制と気候変動対策の一部の撤廃を計画している。その中には電気自動車（ＥＶ）に対する税控除や、石炭や天然ガスを段階的に廃止することを目的とした新しいクリーンエネルギーの発電所の基準も含まれている。