ポチェティーノ監督、チェルシーを退団 シーズン終了から中1日で決断……マンU、バイエルン・ミュンヘンが獲得に興味!?
マウリシオ・ポチェティーノ監督(52)が今季限りでチェルシーを退団することが21日、発表された。 BBCなど英メディアでも大きな話題になり、今回の退団はポチェティーノ監督本人、クラブ双方の両者合意の上で決まったなどと伝えられた。ポチェティーノ氏は昨年7月1日にチェルシー監督に就任。2年契約で3年目の延長オプションもあったが、1年限りの退団となった。 今季のチェルシーはシーズン終盤で5連勝を飾ったが、前半戦の不振がたたり、6位で終了。強豪クラブの最低線の目標設定である欧州CL出場権を獲得する4位内の成績を収められなかったことが今回の退団の原因と見られるが、大物監督の突然の退団にBBCは「驚きを隠せないという見方も大勢を占める」と伝えている。 後任候補にはブライトンを今季限りで退団したロベルト・デ・ゼルビ監督(44)、今季のチャンピオンシップ(英2部リーグ)でイプスウィッチをプレミアリーグ昇格に導いたキーラン・マッケナ監督(38)、日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)、そして今季限りでバイエルン・ミュンヘンを勇退することが確実視されているトーマス・トゥヘル監督(50)等の名前が上がっている。 ポチェティーノ氏の監督解任で、テン・ハグ監督の去就が注目されているマンチェスターU、そしてトゥヘル監督が退団確実のバイエルン・ミュンヘンが52歳アルゼンチン人監督の獲得に向かって始動するとの見方も強まっている。(英通信員・森 昌利)
報知新聞社